グアダラハラとはどんなチームか?【クラブW杯2018初戦】

いよいよFIFAクラブワールドカップ2018を迎える鹿島アントラーズ。初戦の相手、CDグアダラハラについて、あまり情報が入ってこなかったので私なりに調べてみた。

愛称「チーバス」

愛称は「チーバス」。クラブの公式サイトを見ると、chivasという名称を使用しており、公式ツイッターアカウントも@Chivasを使用している。クラブカラーは赤・白・青。アトレティコ・マドリーと似ている。

100%メキシコ人のチーム

まず、グアダラハラの大きな特徴は登録選手全員がメキシコ人ということ 。wikiによれば

創設当初を除けばメキシコ国外出身選手と契約したことが無く、メキシコ人選手だけで構成されるメキシコ唯一のクラブである。

とのことだ。純血主義と言われることもあるらしい。創設100年を超える歴史あるチームだが、100年以上も「メキシコ人オンリー」のポリシーを守り続けたきたというのは、物凄いことだろう。また若手の育成にも力を入れているチームのようで、各年代のメキシコ代表を輩出してきたという歴史があるようだ。

またEuromericas(スポーツマーケティングの会社)の調査によると、メキシコで最も人気のあるクラブはグアダラハラということだ。

輩出したメキシコ人選手

グアダラハラが輩出したメキシコ人選手は、2018W杯でも大活躍をみせたカルロス・ベラハビエル・エルナンデスが有名だ。

ベラはメキシコがU-17ワールドカップで優勝した時にグアダラハラの選手だった。U-17ワールドカップを契機に欧州クラブにスカウトされたという。関係ないが、私はベラのプレーが大好きだ。

チチャリートことハビエル・エルナンデスは22歳までグアダラハラでプレー。グアダラハラで64試合に出場し26ゴールを挙げている。

また、元日本代表監督のアギーレも選手時代にグアダラハラの選手で、グアダラハラでキャリア晩年を過ごし、グアダラハラで引退している。その他にも、フランクフルトで現在10番をつけるファビアンもグアダラハラの中心選手だった。

もちろん現在のグアダラハラにも、ベラ・チチャリート・ファビアンに次ぐ若き才能がいるのかもしれない。決して侮ることは出来ない。

現在の所属選手

グアダラハラの今回のメンバーの中で、メキシコA代表歴のある選手は以下の選手が確認できた。

DF 3 カルロス・サルシド

FW 9 アラン・プリード

MF 11 イサーク・ブリスエラ

そして最も警戒するべきなのはMF 7 オルベリン・ピネダ。

▼プレーがこちら


サッカーゲームのFIFAでも、グアダラハラで最も能力が高いと評価されている。重心が低く、小回りが効くタイプのメキシコ人らしいアタッカーだ。スピードもあるようなのでスペースを与えるとどこまでもドリブルで侵入されてしまうだろう。

また、以下の2選手も将来が期待されている若い選手のようだ。

GK 1 ラウール・グディーニョ

MF 13 ワルテル・サンドバル

ライバルはクラブ・アメリカ

グアダラハラの最大のライバルチームは、クラブW杯でも知られているクラブ・アメリカ。この2チームの対戦はエル・スーペル・クラシコ(メキシコのスーパー・ダービー)と呼ばれるらしい。

また、クラブ・アメリカはメキシコ国内で最大手のテレビ局がオーナーらしく、「富者」「都会者」といったイメージがあるクラブ。日本で言うと、(野球だが)読売ジャイアンツのようなチームなんだと予想できる。

メキシコではルチャ・リブレと呼ばれるプロレスが人気で、ルチャ・リブレではヒール(悪役)の存在が有名だ。クラブ・アメリカはルチャ・リブレで言う所の「悪役」を買って出たクラブだという話もあるらしい。

メキシコ人選手ばかりのチーバスは善玉だ。我々(クラブ・アメリカ)は最高の外国人選手を獲得して悪役となろう。— クラブ・アメリカのエミリオ・アスカラーガ会長

北中米カリブ海チャンピオンズリーグの勝ち抜き

北中米カリブ海チャンピオンズリーグ(CONCACAFチャンピオンズリーグ)の戦いも確認しておきたい。グアダラハラがこのタイトルを獲得するのは2度目で、初制覇した時は第1回大会の1962年。50年以上前も前の話だ。もちろんクラブワールドカップへの出場も今回が初めて。グアダラハラとしても念願の北中米タイトル、そしてクラブワールドカップだということは容易に想像できる。

今回の北中米カリブ海チャンピオンズリーグでの戦いを確認すると、8試合14得点4失点だった(決勝トーナメントのデータ)。とはいえ、1回戦がドミニカ共和国のチーム相手で、そこ相手に7得点を稼いでるので、実質6試合7得点4失点。厳しい競り合いを制してきた勝負強いチームだと言えるだろう。

また、勝ち抜いてきた対戦相手にも注目したい。グアダラハラは準々決勝・準決勝・決勝と、全てMLS(メジャーリーグサッカー)のチームを相手に勝ち抜いた。

準々決勝がシアトル・サウンダーズFC、準決勝がNYレッドブルズ、決勝がトロントFC。

決勝のトロントFCは2017年のMLS覇者で、元イタリア代表のジョビンコも所属する強豪クラブだ。トロントはジョビンコだけでなく、元オランダ代表のファン・デル・ヴィール、元バルサのビクトル・バスケス、アメリカ代表のアルティドールも擁するスター集団だ。このチームに競り勝ったのだから侮れない。

初戦突破に最大限の力を

鹿島はグアダラハラ撃破のために、最大限の力を注いでほしい。ACLの決勝相手・ペルセポリスよりもグアダラハラが強敵なのは間違いないだろう。延長戦でもPK戦でも良い。どんなに泥臭くてもいいから勝利を奪い取ろう。

 

ロニーのつぶやきをチェック!