サポーターが選ぶ2018年の鹿島アントラーズMVPが決定!1位はクォン・スンテ

12/26~12/29に当ブログで実施した「サポーターが選ぶ2018年の鹿島アントラーズMVP」の結果が出ましたので発表します!ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

400名以上の投票を頂けると、統計学的には有力なデータとなるので400名以上を目指していましたが、なんと目標の倍以上である811名の方にご投票いただきました。

企画概要

企画概要は以下の通り。

  • サポーターが2018年の鹿島アントラーズで最も活躍した選手3人選んで投票
  • 投票は1人1回のみ
  • 対象のコンペティションは「Jリーグ・国内カップ戦・ACL・CWC」の全てを加味
  • 「好きな選手」ではなく「活躍したと思う選手」を選択
  • 既に移籍した選手や、移籍が決定してる選手を選んでもOK
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前提

投票結果を発表する前に、把握しておくべき事前情報があるので記しておきたい。

投票者属性

投票者の属性をGoogle Analyticsで確認したところ、以下だった。

【性別】
男性:74%
女性:26%

【年齢】
18-24:7.58%
25-34:41.92%
35-44:36.53%
45-54:9.98%
55-64:3.99%

鹿島サポーター全体の数字よりも、恐らく「男性にやや偏っており、若年層にやや偏っている」というアンケート結果であることは認識しておく必要がある。日頃このブログを見てくださっている方は男性の方が多いのでその影響が出ているのと、WEB上でのアンケートなので、高齢の方の割合は本来の鹿島サポーターのデモグラフィックよりも少なめだと思う。(読んでくださっている皆様ありがとうございます。)

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統計学的な妥当性

811名の方からの回答を得られたため、今回のアンケートを統計学的なアプローチで考えると、許容誤差は、おおよそ「3%」程度になる。

これは鹿島サポーターの母集団(総数)を仮に30万人とした場合、今回の結果と30万人全員に聞いた結果を比較すると、発生しうる誤差が3%程度という意味だ。詳しくは結果の所にも記載したので参考にしていただけると幸いである。

一般的には5%程度の許容誤差であれば、ある程度信頼できるアンケートとなると言われている。ご協力いただいた皆様のおかげで今回のアンケートの信頼度は高いものになった。

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結果発表

お待たせしました!それでは「サポーターが選ぶ2018年の鹿島アントラーズMVP」を発表します。結果はこちら!

選手名 得票 得票率
1 クォン・スンテ 720 88.8%
9 鈴木優磨 539 66.5%
18 セルジーニョ 210 25.9%
30 安部裕葵 158 19.5%
20 三竿健斗 117 14.4%
22 西大伍 113 13.9%
4 レオ・シルバ 81 10.0%
32 安西幸輝 67 8.3%
35 チョン スンヒョン 61 7.5%
8 土居聖真 57 7.0%
6 永木亮太 43 5.3%
39 犬飼智也 29 3.6%
2 内田篤人 21 2.6%
3 昌子源 20 2.5%
40 小笠原満男 19 2.3%
15 三竿雄斗 7 0.9%
16 山本脩斗 6 0.7%
10 金崎夢生 5 0.6%
7 ペドロ・ジュニオール 2 0.2%
23 小田逸稀 2 0.2%
25 遠藤康 2 0.2%
26 久保田和音 2 0.2%
28 町田浩樹 2 0.2%
19 山口一真 1 0.1%
21 曽ヶ端準 1 0.1%
29 川俣慎一郎 1 0.1%
5 植田直通 0 0.0%
11 レアンドロ 0 0.0%
13 中村充孝 0 0.0%
14 金森健志 0 0.0%
24 伊東幸敏 0 0.0%
31 沖悠哉 0 0.0%
36 田中稔也 0 0.0%
総投票数 2286
総投票者数 811

※得票率は「得票数/総投票者数」で計算。1人3票投票出来るため、得票率の合計は100%を超える。

というわけで、1位はクォン・スンテ!なんと、総投票者数の88.8%にも及ぶ人が「活躍した3名の選手」にスンテを選んでいる。圧倒的な得票数だが、納得の結果だ。今シーズンのACL制覇はスンテ無しには語ることが出来ないものだった。GKというポジションはハイライトでの出番やデータ面で脚光を浴びる機会が少ない中、さすがしっかり試合を見ている鹿島サポーターである。

もし可能であればこの結果を本人にお伝えしたい。もしもスンテの知り合いの方でこのブログをご覧になっている方がいれば、「鹿島サポーターが選ぶベストプレイヤーはスンテだよ」と本人にお伝えいただけると幸いだ。2年連続でMVPを取ってくれて構わないので、来年も素晴らしいプレーを見せてほしい。

統計学的な話で言うと、今回のアンケートの許容誤差が3%なので、仮に30万人のサポーター全員に聞いたとしても、間違いなくスンテが1位だと言える結果になった(30万人に聞いたとしてもスンテは85.8%~91.8%程度の得票になる)。

2位は鈴木優磨!実に66.5%もの人が鈴木優磨を選んだ。自身初の2桁得点・2桁アシストや、出場した試合での気迫あふれるプレーが評価された形だろう。小笠原の引退に寄せてインスタで投稿した「#来年は俺が引っ張る」の通り、来年は優磨がチームを引っ張ってほしい。私個人の願いとしては、得点王とリーグMVPをWで奪い取ってほしいと思う。

3位はセルジーニョ。セルジーニョはACLでの5戦連発の印象が強かったのだろう。夏の加入で3位に選ばれたのは素晴らしいの一言。また、得点できなかった試合でも、確実な技術でボールを収め攻撃に安定をもたらした。来年も主軸としての活躍を期待したい。

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4位は安部裕葵、5位は三竿健斗、6位は西大伍、7位はレオ・シルバとなった。5位以降は、30万人に聞いた場合は誤差の範囲で順位が入れ替わる可能性があるので、僅差だと言える。

4位の安部は、クラブW杯での活躍が記憶に新しく、来年に期待しているサポーターも多いことだろうと思う。私も来年は安部裕葵の飛躍の年となってほしい。小笠原と昌子がいなくなった鹿島を引っ張る選手として、気持ちの強い優磨と安部への期待は大きい。リーダーシップは年齢で決めるものではない。鹿島を超える鹿島を見せられるかどうかは、この2人を始めとする若い選手の奮起にかかっていると思う。

その他で目立つのは9位のスンヒョン。セルジーニョと同じく夏の加入ながら、印象的な活躍を見せてくれた。来年も無敵のエアバトラーとしてピッチに君臨してほしい。

CBでは昌子よりも犬飼智也の得票が多かったのも印象的だ。昌子は怪我で離脱していたことや、去年や一昨年の昌子のパフォーマンスと比較すると今年の昌子が物足りなかったのは間違いないが、鹿島サポーターの目はやはり厳しい(笑)。逆に言えば犬飼への期待も大きいと言えるだろう。来シーズンは犬飼や町田のプレーぶりが鹿島の成績を左右するだろう。

サポーターの投票で選ぶ2018年ベストイレブン

今回のサポーター投票を元に、2018年の鹿島アントラーズベストイレブンを選ぶとこのようなフォーメーションになった。※厳密には11位の永木が入るべきだが、ポジションの問題で12位の犬飼を入れている。

2019年は1位のスンテはもちろん、今回得票の少なかった選手の奮起にも期待したい。

 

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