鹿島アントラーズドラフト会議の戦略と反省

昨日の夜に行われた「鹿島アントラーズドラフト会議」。タケゴラさん、Akiraさん、LOVINさん、maayaさん、パダワンさんという個性豊かなメンツと、合計6名でドラフト会議を行いました。

今回はそのドラフト会議での私の戦略と、当日に考えていた事を公開してみます。

↓ドラフトの最終結果はこちら

当初のコンセプト

まずドラフト会議が始まる前に、自分はどんなチームを作ろうかと考えた。

浮かんだコンセプトは2つ。

「めちゃくちゃテクニックがある選手ばかり」で構成するチームか、「1対1がとにかく強いゴリゴリした選手ばかり」で構成するチーム。

前者であれば、本山・荒木・安部・野沢・柴崎、あとはジーコとかレオナルドを集められるだけ集めるチーム。これはロマンがある。可能なら杉本太郎や土居聖真なんかも組み合わせたい。GKは沖が良い。

後者であれば、エヴェラウド・優磨・大迫・カイオや、守備では秋田・植田・三竿・小泉なんかを揃えられるだけ揃える。GKはスンテが良い。バッチバチに戦うチーム。

さぁ、どちらのコンセプトにしよう。と考えた時に、どっちも同じくらいワクワクするのだけれど、前者の方が他の参加者と競合しそうだな。と思った。

LOVINさんは本山を取りそうだし、Akiraさんは柴崎や安部を狙いにいきそうだ。

逆に後者のようなチームを作る人はいないのではないか。と考えたので、コンセプトは「1対1がとにかく強いゴリゴリした選手ばかり」で構成するチームを作ろうと試みた。

戦術うんぬんではない。個の力で勝っちまうチームを作りたい。蹴って走れば勝てちゃうチームが理想だ。

逆に言えば、めちゃくちゃ好きな選手だが「本山・柴崎・野沢・レオナルド」あたりのテクニカルな選手を獲得するのはこの時点で諦めた。今回のコンセプトには合わない。

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ドラフトの戦略

さて次はドラフトの戦略。

ドラフトでは何人か取りたい選手がいる時に優先度で迷う事がある。

そうなると、取りに行きたい選手の中でも優先度が決まっていく。

鹿島の匂いが強い選手を取りに行く

これが今回のドラフト会議での私の優先度の決め方。

鹿島の匂いが強いとはどういう事か。

例えば、昌子と町田で迷えば町田を取りに行く。

例えば、金崎と優磨で迷えば優磨を取りに行く。

そんな感じ。

それゆえ、「現役選手で且つ他のJクラブでプレーしてる選手」というのはなるべく選択肢から外した。鹿島の匂いが弱くなるから、投票が集まらない気がしたというのもある。西大伍や昌子源や興梠慎三は大好きだけど、今回はみんな選択肢から外した。彼らを選ぶなら引退したOBや現役の鹿島所属の選手を選ぶ!という強い意思を持った。

「1対1がとにかく強いゴリゴリした選手ばかり」をなるべく集める。迷ったら「鹿島の匂いが強い選手を選ぶ」。この2つだけを事前に決めてドラフトに挑んだ。

理想のイレブン

さて、始める前の私の理想のイレブンはこんな感じだった。

FW:エヴェラウド・大迫

MF:カイオ・小笠原・三竿・優磨

DF:安西・関川・植田・秋田

GK:スンテ

もうね、ゴリッゴリにしたかった。本当にゴリッゴリにしたかったんです……

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当日の心境

ここからは当日の私の心の声を時系列で公開しておきたい。

1巡目

ここは絶対に小笠原満男を指名。彼ほど鹿島の匂いが強い選手は他に曽ヶ端しかいない。

私の最も尊敬する選手という事もあり、小笠原満男の指名はマストだった。

ここでタケゴラさんも小笠原満男を指名!!

小笠原満男をまさかの一本釣り出来るかと思いきや、鹿島愛が異常に強い戦術ブロガーが邪魔してきやがった……この男は要注意だ……。

しかし抽選の結果、小笠原満男を獲得!!これはデカい!!デカすぎる!!

小笠原を獲得できたという事は、セットプレーのキッカーに頭を悩ませる事も無くなるのも地味にデカい。キャプテンシーについても考えなくてよくなる。

▼1巡目の結果

しかも1巡目、他のメンバーが私の理想のイレブンを誰も指名していない!!私が今回は諦めた選手ばかりが指名されている。これはアツい……。

2巡目

次の指名は迷った。

迷っていたのは、スンテか、優磨か、だった。

私が優先している「1対1が強く」て「鹿島の匂いが強い」で言えば完全に優磨なんだが、GKは何としてもスンテか曽ヶ端のどちらかを押さえておきたかった。結果、スンテを指名。

スンテを指名しながら、心境は「誰も優磨を指名しないでくれ~。出来ればエヴェラウドも指名しないでくれ~」だった。

▼2巡目の結果

順調にスンテを獲得。ここで少しだけ誤算。他のメンバーはそんなにスンテを欲していなかったっぽい雰囲気が出ていた…。スンテの指名は少し後でも良かったのか…。しかしパダワンさんがソガを獲得したので、結局スンテは指名してよかったんだと自分に言い聞かせる。

そしてAkiraさんに三竿を取られる。そらそうだ。三竿が余るわけない。これはある程度想定内なので仕方ない。

3巡目

3巡目。ここは優磨で確定。

チームのコンセプト的に絶対欲しい。

優磨を本気で欲しいのは「1対1が強く」て「鹿島の匂いが強い」だけじゃない。

優磨はFWでも、最悪SHでも良い。大迫やエヴェラウドを取れなければ優磨はFWで、その2人を幸運にも取れた場合はSHだ。

▼3巡目の結果

誰も優磨を指名せず!!!これはアツい!!

しかもエヴェラウド、大迫も残ってる。植田も関川も秋田も。これは勝ちゲーか?と少し調子に乗る。

maayaさんが安西を獲得したけど、これも想定内。彼女は安西を指名するだろう。

4巡目

さて4巡目。

ここは迷わずエヴェラウド。「1対1がとにかく強いゴリゴリした選手」の代表格。

エヴェラウドじゃなくてアルシンドでも良いんだけど、今回のチームにより合うのはエヴェラウド。これは競合しそう。

▼4巡目の結果

エヴェラウド誰も指名せずー!!マジか!!レアル・マドリーに勝てるぞこれは!

しかしパダワンさんが秋田を指名してるのが痛い。かなり痛い。

秋田は優磨と同様で、「CBでもいいし、最悪右SBでもいい」という選択肢をもたせてくれるし、コンセプトにもドンズバの選手だったので痛恨だった。

秋田・エヴェ・優磨を並べてセットプレー無双したかった…。この段階で秋田が来るとは思ってなかった…。

5巡目

ここは大迫勇也を指名。

今、冷静になって思い返すと優磨とエヴェラウドがいる時点でCBを取りに行くべきだったんだけど、歴代の背番号9を3枚並べてみたくなってしまった。どうしても並べてみたくなった。

麻雀で言う「役が出来るまでリーチしている感じ」というか、なんとか背番号93枚並べという役を作りたかった。

これはドラフトの魔力だ。間違いなく冷静な判断ではない……。

▼5巡目の結果

ここはMaayaさんと競合したけど、幸運にも抽選で連勝して大迫を獲得。

しかし、2巡目で三竿を指名したAkiraさんが再び邪魔をしてくる。植田を取られた……。

これは地味にやばい。秋田と植田を取れなくなってしまった。

6巡目

ここでCBを取りに行くべきか。

それとも、こと「1対1」という分野に関しては最強レベルのカイオを選ぶか。

ここで色々と考えた。

私の妄想の中で、「カイオ・優磨・エヴェ・大迫」が同じピッチに立つのがどうしても見たくなってしまった。

あとは、「まだ誰も関川郁万は指名しないんじゃね?」という淡い期待もあった。

カイオを指名!

▼6巡目の結果

無事カイオを獲得!!!

前線のロマンは完成!!!

しかしここでもAkiraさんが私のロマンを妨害してくる!関川郁万を指名!この人マジかよ!私のロマンの邪魔をするな!

とは口には出さない。

7巡目

さすがにここらでDFラインを取りに行かないとやばい。特にCBだ。

あと地味に小笠原のボランチの相方も重要だ。ボランチの候補としては「本田泰人・永木亮太・小泉」がメイン。

ボランチは3人とも指名されてないし、これはCBを取りに行くべきだろうと判断。

もうゴリゴリのファイターCBは余ってない(外国人枠も使い切った)ので、「鹿島の匂いが強い選手」を優先。町田がまだ指名されてない!

これは町田で決定。

▼7巡目の結果

ここも競合なしで町田を獲得!よしよし。鹿島の匂いがプンプンだぜ。

しかしmaayaさんが永木を獲得。ぐぬぬ……。

8巡目

何となく他のメンツを見ると、外国人枠が余ってるっぽい。

そろそろ外国人枠をみんな使いそうなので競合しないで好きな選手取れるかも。という雰囲気が出てきた。

SBが不安すぎる。名良橋か小泉か広瀬を取りに行こう。

当初のコンセプトのゴリゴリ系でいけば小泉なんだが、ここで「何か最近の選手ばっかりじゃね?レジェンド選手も取ってバランス取ったほうが良くない?」という意味不明な思考回路が発動。名良橋に切り替えてしまう。

これは普通に判断ミス。意味不明な思考回路よりコンセプトの方が重要なのに……

▼8巡目の結果

名良橋を無事獲得。しかし判断ミスした感がスゴい。ロマンから少し乖離。

9巡目

次は9巡目。

ボランチは何となく本田泰人が誰にも選ばれなさそうな雰囲気だし、小泉も何となく選ばれなさそう。

というわけで左SBに山本脩斗を指名。

私はここで左SBに山本脩斗を指名する以外に選択肢がなかった。外国人枠が余ってればアウグストやパク・チュホを喜んで指名するのだが、余ってないので山本脩斗を取りに行くしかない。

▼9巡目の結果

Akiraさんと山本脩斗が競合してしまう。そして抽選で負ける。

あんたマジかよ!ずっと俺のロマンの邪魔してくるやん!!

外れ9位の指名

もう他のメンバーは皆左SBを獲得したので、外れ9位は左SBにこだわる必要はない。

予定通りに行くならボランチに本田泰人、あるいは小泉慶だ。

さてどちらにしよう……と、ぼんやり他のメンバーが指名したメンツを眺めていると、あれ?荒木遼太郎余ってない?

山本脩斗が外れた時点でDFラインはメチャクチャになる事がほぼ確定してるしな……いっそ荒木遼太郎取ってボランチやらせるか!優磨や大迫やカイオとプレーしてるの見てみたいし!異常に点を取るチームにしよう!

とヤケクソ気味に荒木遼太郎を獲得。

10巡目

さて、もう私の残りの「右CBと左SB」はおそらく誰とも競合しない(たぶん)。

左SBに誰を入れるか。外国人はダメ……

石神直哉?小池裕太?いやー違う。

小泉に左SBやらせる?うーん。

こっそりアウグスト入れてみる?しれっと出せばバレないかも?いや、タケゴラさんが絶対気付くからやめよう。

大迫もエヴェラウドも優磨もいるならクロス上げたいよなー。クロス上手いやつが良いよなー。

本職じゃないけど広瀬にやらせよう!実践でも何回かやってるし!

こうなりゃ守備はメチャクチャだ!スンテに任せよう!

広瀬を指名。

▼10巡目の結果

地味にAkiraさんが小泉慶取ってる。まぁ諦めたから良いんだけど、狙いが被るなぁこの人。

11巡目

最後に右CB。

候補は、大野・奥野・金古・奈良。外国人枠が余ってればブエノやファビアーノをめっちゃ入れたい所だけど、外国人枠余ってない上にブエノもファビアーノも取られてる。

ここに関しては好みで奥野さん。ほぼ迷いなし。ファイターじゃないけど……

▼11巡目の結果

感想と反省

さて、大変に楽しかったドラフト会議を総括してみる。

FWとSHは120点満点だった。理想どおり。完璧。前線に蹴っ飛ばせば前の4人で点取れる。

大反省なのはDFラインと小笠原の相方。

まず小笠原のボランチの相方は普通に本田泰人を取るべきだった。反省。

あとはファイタータイプのCBを、大迫を諦めてでも取りに行くべきだった。これもちょっと失敗。

他にも、普通に小泉慶は獲得できたのに、SBに名良橋と広瀬を取りに行くという暴挙に出たのも失敗。結果的に「守備なんか知らねー!」という狂気のイレブンになってしまった。

スンテごめん。全部任せた。毎試合3点は取れると思うから失点を2点くらいに抑えてくれ……

小笠原がブチ切れればカイオも優磨も大迫も守備するだろきっと……

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