非公開で行われた鹿島アントラーズとアルビレックス新潟とのトレーニングマッチのダイジェスト映像がYouTubeで公開された。
このダイジェスト映像から推定したメンバー構成を書いておきたいと思う。今回の記事は、映像から私が推定している内容なので、あくまでご自身の目で映像を見ながら文章をお読みいただければ幸いだ。
ダイジェスト映像
アルビレックス新潟戦のダイジェスト映像はこちら。
2つのメンバー構成
ダイジェスト映像から、おおまかに分けて2つのメンバー構成を確認出来た。
1本目のメンバー
まずは1本目に出場していたと思われるメンバー。
GK：沖悠哉
DF：広瀬陸斗・関川郁万・町田浩樹・永戸勝也
MF：名古新太郎・小泉慶・三竿健斗・和泉竜司
FW：染野唯月・エヴェラウド
中盤の構成は、名古がボランチではなく右サイドでプレーしているように見えた。
このメンバーがベストメンバーなのかどうかは分からないが、1つ分かる事は既に行われた広島戦と名古屋戦と、メンバー構成が近い事。DFラインは広島戦・名古屋戦そのままで、三竿・和泉・エヴェラウドもそのまま。
他のメンバーが入れ替わっている。
ザーゴの考える現状のDFラインのベストチョイスは、この4枚のユニットという事なのかもしれない。鹿島生え抜きの若いCBコンビの活躍は楽しみだ。
他の注目ポイントは、染野。
怪我で出遅れていた染野だが、再開直後のスタメンや途中出場のチャンスを掴む可能性がありそうだ。
今年の日程はハードスケジュールになるので、彼のプレーを見るチャンスはすぐにやって来るだろう。
途中出場メンバー
伊藤翔・土居聖真・永木亮太・内田篤人・遠藤康・犬飼智也が2本目の途中あたりから出場したのではないか、という風に見えた。
1本目のメンバーから交代せずに長い間出場していたのが確認できたのは、沖・町田・三竿の3人（もしかしたら永戸も）。
町田と三竿の2人については、サポーターも期待する通り、チームの中心となってもらわなければいけない選手だ。
3本目のメンバー
3本目の開始時と思われる時のメンバーが以下だ。1本目からは全てのポジションが入れ替わっている。
GK：山田大樹
DF：内田篤人・犬飼智也・杉岡大暉・山本脩斗
MF：土居聖真・永木亮太・レオシルバ・荒木遼太郎
FW：遠藤康・伊藤翔
※もしかしたら土居聖真と遠藤康は逆かもしれない。
このメンバーに、上田綺世とユースの選手たちが何名か途中出場しているように見えた。
こちらのメンバーは、馴染みの深い、鹿島歴の長い選手たちの多いメンバーだ。
中でも、内田篤人がおそらく長い時間プレーしていた事、怪我明けのレオシルバも元気にプレーしていた事を確認出来たのはポジティブだ。
出場が確認出来なかったメンバー
スンテ・曽ヶ端・ブエノ・奈良・伊東・佐々木・アラーノ・松村・白崎。
あくまで映像上では確認出来なかっただけで、実際は出場していたかもしれないので、参考程度に。
杉岡大暉のCB起用とブエノ移籍の噂
今回の映像で最も注目すべきは杉岡大暉の左CB起用だろう。
これを読んでいる方ならご存知の通り、ブエノにはレンタル移籍の噂がある。このゲームにも出場していない。
しかし、ブエノを除くとCBの頭数は4枚となってしまう。誰かをコンバートしない限り、今年の過酷なスケジュールをこなすには無理があるのではないか、と思っていた。
そこで私が勝手に想像していたのは、山本脩斗・杉岡大暉・佐々木翔悟・三竿健斗、いずれかのCB起用だ。これらの誰かをCBで起用する事を想定しなければ、ブエノは絶対に手放せない。
おそらく白羽の矢が立っているのが杉岡なのだろう。
ザーゴは町田を重宝しているように見えるし、左CBには左利きを置きたいのかもしれない。
そうなれば杉岡のCB起用とブエノ移籍の噂は、残念ながら辻褄が合ってしまう。
もちろん正式なリリースが出るまでは分からないので、話半分に読んでいただけたら幸いだ。私自身もブエノには勿論移籍してほしくない。
FW3枚起用の瞬間
また、一時的なものかもしれないが、エヴェラウド・伊藤翔・染野の3枚が同時にピッチに立っていた瞬間も確認出来た。
細かいことは分からないが、映像ではエヴェラウドが左サイドに回って染野と伊藤翔が前線にいたように見えた。
トラブルか、あるいはFWを3枚同時起用するオプションも試しているのかもしれない。
